サロンのある場所は、札幌・宮の森の入口。建物の名前にも、街の名前にも「森」が入っています。
森に入ると、人は誰に言われるでもなく、深く息を吸います。香りがあり、木のぬくもりがあり、話し声がない。そこに身を置くだけで、体のほうが勝手にゆるみはじめる。私たちがつくりたかったのは、その状態でした。
「森のような場所」ではなく、森そのものがセラピストであるように。植物のちからを借りたオイルとハーブ、灯りをおさえた空間、そして手技。すべては、扉を開けた瞬間から街の音を遠ざけるためにあります。
そしてもうひとつ。店の名前の後半は「セラピスト」です。空間をどれだけ整えても、最後にからだに触れるのは人の手だから。技術は場所ではなく、人に宿ると考えています。

